【Race Report】IRONMAN 70.3 Thailand/レース編:スイムパート

前回までのレポートはこちら↓
【Race Report】IRONMAN 70.3 Thailand/移動日編
【Race Report】IRONMAN 70.3 Thailand/前日準備編

さて、いよいよレース編です。
今回はレース当日の準備~バイクへのトランジットまでをお送りします。

レースは前日夜の睡眠時からスタートしている

前回の前日準備編でも書いた通り、前日は20時に就寝しました。
実はこのレース前夜の就寝時にも、気を付けていることがあります。それは「多めの水分補給」です。(「ウォーターローディング」までやる必要はないと思ってます。)

レース中のエネルギー補給がうまくいかず、ハンガーノックになるケースももちろん多いのですが、それよりも気を付けなければいけないのは熱中症です。トライアスロンのレースは基本的に夏がシーズンで、日中の気温が30℃を越えることはザラです。何時間にも渡って、ひたすら汗をかき続けるスポーツです。
マラソンだとシーズンは冬なので、そこまで熱中症に気を付ける必要はないと考えています。この点に関してトライアスロンのランとマラソンとは全く別物だと思います。
実際にレース中にハンガーノックになったこともありますが、何かしら食べてカロリーを補給し、少し休めば回復するケースが多いです。しかし熱中症になってしまうと、レースの続行は相当厳しくなります。

なので熱中症にならないために、レース中の水分補給はこまめに行うことは大前提として、レース前夜から体内の水分循環を意識して多めに水分を摂るように心がけています。
水分は体内に貯蔵できる器官が存在しないため、カーボローディングのようにエネルギーの貯蔵量を増やしパフォーマンスアップを図る考え方とは異なり、熱中症などのパフォーマンス低下を防ぐための対策です。

デメリットとしては就寝中に小便に行く回数が増えることでしょうか…
自分は普段からよくトイレに行くのであんまりデメリットとは感じませんが。笑

レース当日の朝食

(レース当日の朝食)

朝食は超軽めです。サラダ+シリアル+オレンジジュース+フルーツ。ロングのレースの時はこれにパンとフルーツを多めに食べる程度です。
この辺は気分ですね。レース当日の食事に悩む方は多いと思いますが、めちゃくちゃな量食べたりしなければ基本的には何でも大丈夫なんじゃないかなー、と思います。

いざスタート地点へ

徒歩でスタート地点に向かいます。まだ日が昇っておらず真っ暗なのに、ノリノリの音楽とトライアスリートたちが続々と会場に集結していく雰囲気は嫌でもテンションが上がります!
このときほぼ全員サンダルで行動してますので、適当にビーサンとかあれば何かと便利です。

(レース当日のバイクトランジションエリア)

会場に到着したら、まずはバイクのトランジットへ行き、バイク最終チェックを行います。
空気入れも預けることが出来ますので、不安な方は持参しましょう。会場で他の人に借りてるのもよく見かけますが、スタート前に集中力を高めている人も結構いるので、あまり人に迷惑を掛けないという点においては持参したほうが良いと思います。

日が昇るのはスタートの直前なので、この時点では真っ暗です。会場が明るい場合は良いのですが、端の方になると暗かったりするので、慣れてる人はヘッドライトで照らしながら準備してます。
僕はいつもスマホのライト機能を使ってます。結構明るく照らしてくれますので、これで十分。そう、iPhoneならね。
スマホももちろん預けられますが、雨で濡れるのを防ぐためにジップロックとかに入れといた方が無難です。

ドリンクや補給の最終チェック、トランジットシミュレーションを終え、荷物を預けたら準備完了です。一度荷物を預けた後、再度取り出すことは不可能に近いので、スイムの道具(ゴーグル、キャップなど)も一緒に預けてしまわないように注意しましょう。また写真撮ったり「行ってきます報告」は預けるまでに済ましておきましょう。笑

緊張感漂うスイムスタート前

※ここから写真ありません!

スタート前に試泳するとともに、今回のスイムコースの確認です。

(スイムコース)

まずスタートしてから400m→右に曲がって700m→右に曲がって300m→右に曲がって400m→最後は左に曲がって100m、という右回りのコースです。
沖に出るときは少し波に逆らわなければいけないため、気持ち速めに進み、帰りは波に乗って帰ってこようと思いました。
水温も高くノーウェット、しかも右回りのコースなので、かなり泳ぎやすそうなイメージです。(自分は息継ぎが右のためコースロープが常に確認しやすい)

6時30分からエイジ選手スタートなので、その前に6時20分スタートのプロ男子を見届けます。さすがにプロは全員めちゃくちゃ速そう。(当たり前)
英語のアナウンスによる選手紹介のあと、スタート1分前に音楽が止まり、緊張感が最も高まる中、アナウンスが観衆を湧かせます。
そして「プーッ!」という合図とともに、プロ選手たちがすごい勢いでスタートしていきます。

プロ男子のあとはプロ女子です。が、あまりゆっくり見ている暇はありません。自分たちエイジグルーパーもスタート地点に向かわなければならないためです。

スイムの自己申告時間が速い順に、【30分未満/31分~35分/36分~40分/41分~45分/46分以上】の各グループに分かれて並びます。
今回は6秒ごと4人ずつのローリングスタート。僕は40分以内と目標を定めていましたが、少しでも速い人にドラフティングしてついていく気満々だったので、31分~35分のグループの最後尾でスタートすることにしました。

このタイムは結構みんな適当に並んでいると思います。31分~35分の同じグループでも自分より遅い人もいましたし、逆に後のグループからスタートした人にすごい速さで抜かれることもありました。
なのでタイムごとのローリングスタートの場合は自分の作戦に合わせて時間を選んで並ぶのが良いと思います。

上々のスタート

結果からお伝えすると、37分34秒で目標の40分をしっかりとクリアできました!
Garminの距離表示は2,025mと出てましたが、大きくコースを逸れることなく泳げたので、あまり気にせず。
良い泳ぎができた理由は以下が挙げられると思います。

  1. 落ち着いてスタートできた
  2. 試泳をちゃんとして状態を確かめ、距離や作戦を事前に考えられていたため、精神的に慌てることなくスタートすることができました。結果、終始フォームを意識しながら泳ぐことが出来ました。

  3. ドラフティングがそれなりに上手くいった
  4. 今までのレースではドラフティングが思うように出来ていませんでしたが、周りを見る余裕があったのもあり、自分より少し速いであろう人を常に探しながら付いていくことが出来ました。

  5. 息継ぎを変えヘッドアップを多めに取り入れた
  6. 今までのスイムは「4掻きに1度息継ぎ→2掻きに1度息継ぎ」という謎のリズムの息継ぎでしたが、少し前から「2掻きに1度息継ぎ」にリズムを変えました。これによりヘッドアップする機会が増えました。

  7. タイムを途中で確認できた
  8. 距離が事前に頭に入っていたため、途中でタイムを確認しフィニッシュ時間を予測することでモチベーションの維持が出来ました。1,100m地点で19分ぐらいだったので、良いペースでいけてる確信がありました。

反省点としては、後半にペースが落ち気味になってしまったこと。1,100mで19分だとすると、ペース維持できればもう少し縮められた気もします。
とは言っても去年まで45分前後かかっていたスイムをしっかりとレベルアップできたのは収穫です。よく頑張った!
そもそも遅すぎるだろ、というツッコミはご容赦ください。

トランジットはとにかく早い方がいい

スイムを終えて地上に戻ると、一気に心拍が上がります。しかし一時的なもので、ひとたびバイクに乗ってしまえばすぐに心拍は元に戻るので、しんどいからと言ってトランジットでゆっくり休むのはあまりおススメできません。(もちろん本当にキツければ休むべきですが)

トランジットスピードは準備とシミュレーションでどうにでもなると思います、そもそもトレーニングや身体能力どうこうの問題でもないので。

キャップとゴーグルを外しながらバイクラックまで走り、水で砂を落としバイクシューズ装着、パワージェルを1つ飲んだらヘルメットを被ってバイクスタート!
次回はバイクパート!

タイム 0:37:34 (100m / 1:57)
トランジット1 0:02:46

スイム使用機材
ゴーグル:SWANS SR-71MPAF
ウエットスーツ:着用せず
キャップ:大会支給品(白)
GPSウォッチ:Garmin ForeAthlete 735XTJ
ワセリン:白色ワセリン

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