チーム合宿3日目。
メンバー5名は2日目の午後に帰京、蓼科には居残り組みの戸田さん、中谷の男2人。
さすがに2日間の疲れも溜まっていた(+戸田さんは翌日に自走帰京)ので、2人で相談。結果、涼を求めてのんびりバイク練に決定!
牧場しぼりの牛乳求めて、いざヒルクライムへと出発!
ビギナーでも楽しめる?ヒルクライムコース
スタート地点の蓼科湖は、標高にして1,200mほど。
まずはビーナスラインを約10km登り、500mアップ。
蓼科第二牧場を目指します。
適度に日陰あり、フラット区間あり、急斜面なしと、登りっぱなしですがキツさはほぼ皆無。
スズラン峠頂上でパチリ。
標高1,760m、日陰は涼やか!
ここまで激坂はほぼ無く、ヒルクライムビギナーにも挑戦しやすいルートだと感じました。
第二回合宿では、ぜひここを通りたいですね!
※ ビーナスライン = 女神湖にもちなんだネーミングだと後で気づく。
少し下った先の、ちょっとした展望エリア。
白樺湖界隈を一望、スーパーフォトジェニックスポットです。
オトコ2人でカメラを交えながら、しばし撮影タイム。
ここから先は緑のトンネル、スーパーダウンヒルタイム。
ゆるい傾斜にタイト過ぎないコーナーが連続する、ビギナーでも安心して下れるレイアウトでした。
女神湖を横目にさらに東へ進み、雨境峠。
ここを境に、雨が太平洋/日本海に流れる分水嶺でもあります。
実際にこの峠を境に天気が変わることも多いそうで、地名の由来ってワクワク感ありますよね?
さらに登って降りてを繰り返して、蓼科第二牧場に到着!
ここには本日のお目当ての牛乳があるのです!
この時期は冷たいソフトクリームがベストマッチですが、スッキリと喉を潤すにはミルクもまた良し。
夏真っ盛りですが、あえてのホットミルクでカルシウム補給。
濃厚で優しい、素材そのものな味でした。
ありがとう牛さん!
白樺湖 → 霧ヶ峰へ登る
来た道を引き返して、標高1,400mほどにある白樺湖へと下降。
人気観光スポットだけに、この周辺は夏場いつも大渋滞。
サイクリストお馴染みのローソン、リゾート仕様に改装されておりました。
※この付近でコンビニはここだけです。ロングライドならば、抜かりなく補給していきましょう!
ビーナスラインへと再合流して、今度は霧ヶ峰目指して再び400mほどヒルクライム。
こちらも斜度は緩く、目を三角にして登るもよし、ゆるゆると景色を楽しむのもまたよしです。
この時期はクルマ、オートバイ観光客も多数走るので注意。
はしゃぎすぎな戸田さん。
霧ヶ峰目指して登り続けるも、ポツポツとだんだんと怪しい空模様に。。
途中の富士見台で引き返すことし、しばし絶景タイム。
やったぜ!な2人。
下界には、諏訪盆地に広がる市街地が見えます。
濃淡混じり合う曇り空、視界360度に走る山の稜線、とにかく全てが絶景。
(そして、戸田さんのスマホカメラがハイスペックすぎる。。)
そしてヒルクライム後のご褒美、ダウンヒルの時間。
標高1,700mからの位置エネルギーを、運動エネルギーに一気変換!
ワインディングを抜けて、あっという間に1,000m地点まで下降。
初日過ごしたかっぱの湯の脇道を通り、蓼科までカムバックして終了!
距離60kmほどで1,000mアップ、心ゆくまで楽しめました!
ライド後のランチはそば屋「やまなみ」で、本場の信州そば。
素朴ながら味わい深い、お腹に優しい味でした。
ツルッと無限に食べられそうで我慢我慢。。笑
すぐお隣のドイツ風雑貨屋「ピーター」にて、八ヶ岳産チーズと無糖チョコを購入。
タンパク補給にチーズは外せません!
食も豊かな長野県。よく動いて、美味しいもの食べての贅沢な一日でした。
蓼科湖合宿を振り返って
都心にあって夏真っ盛りのトレーニングは、暑さでなかなか捗り辛いものです。
しかし標高1,200mの蓼科高原は、そんな心配はほぼ無用。
特筆はヒルクライム、トレイル、市営プールと3種目しっかりコンプリートしているところ。
トレーニングメニューは如何様にも組み立てることができます。
また、標高2,000m越えの低酸素環境とまではいきませんが、高地は少し空気が薄く感じます。
わずかながら高地トレーニング効果にも期待できますね!
そして、日頃共に練習している気の知れたメンバー同士でも、同じ屋根の下で過ごす合宿はやはり特別感があります。
さらに友情が深まった、トレーニングのモチベーションが上がったことは間違いないでしょう。
今回はお盆に企画しましたが、金曜夜移動で土日休みを利用すれば、普通の週末でもプチ合宿は十分可能です。
戸田さんとはすでに次回合宿の話をしつつ、第二回をこっそりと計画中なのでした。
ということで、みんな合宿しようぜ!
次回の出場レースは、99Tこと九十九里トライアスロン。
チームからは7名以上参加、過去最大規模のレース遠征になりそうです!
1ヶ月後の目標に向かって、鋼鉄の意志あるのみ。