【レースレポート】IRONMAN 70.3 SunshineCoast

1.はじめに

2017年にトライアスロンデビューして以来3度目の海外遠征の長井です。
今回は初海外遠征の日高選手、そしてIron Will女性初の海外遠征となる塚田選手と3名でIRONMAN 70.3 SunshineCoastに参戦してきました。

サンシャインコーストってどこ?

オーストラリアの東海岸に位置するリゾート地です。シドニーから飛行機でだいたい1時間半ぐらい。
地名から察しがつきますがとにかく海が綺麗!キレイ!きれい!

東京近郊のトライアスロンレースだと「何これ。海?えっここ泳ぐの?」みたいなことがよくありますが、そういうストレスから解放されるべく今回の大会の参戦を決意しました。(あと家族旅行も兼ねて)

あと気候的にも9月のオーストラリアは春。最高気温も27度ぐらいかつ低湿度なので日本の夏から逃れる意味でも最高の環境でした。(夜は長袖じゃないと寒いレベルの良い気候。ただ、日焼けは一瞬でします。)


(後ろの海をレースで泳ぎます。最高じゃないですか?)

2.旅に出るまでの準備

そこそこな飛行機旅

サンシャインコーストへのアクセスは羽田からシドニー経由で行きます。羽田→シドニーが9時間ぐらい、それからオーストラリア国内線乗り継ぎで2時間ぐらいかかります。トランジットで2-3時間程度待ちが発生するので13-15時間程度かかる旅だと見ておけばよいです。夜間移動にして飛行機の中で眠れさえすれば意外とすぐ着きます。

最大の難所はバイク輸送

今回最大の難所は間違いなくバイク輸送でした。サンシャインコーストにアクセスする便はカンタス航空かジェットスターぐらいしかないのですが、カンタス航空はソフトケースが使えない。。。
要するにこれまでお世話になってきたオーストリッチの輪行バッグやチームメンバもよく使ってるシーコンケースが使えないのです。。。

結果的にBIKE PROの箱ケースを購入して運びました。(※2019年9月時点の情報です。最新情報は各航空会社のHPをご確認ください。あと、カンタス航空でもオーストラリアの国内線では使ってる人がいました。)

ちなみにじゃあなんでジェットスターで行かんかったん?って話ですが、それは単純に移動時間が17時間ぐらいかかるプランしかなかったから。。。です。
サンシャインコーストに行くにはバイク輸送問題に直面することは覚悟しましょう。


(これだとOKです。シーコンケースはカンタスの国際線だとNG・・・)

ホテルは会場から激近がオススメ

今回の遠征ではランドマークリゾートムールーラバというホテルに宿泊しました。
値段は1人7500円/泊ぐらい。このチョイスは大成功でした。

なんといっても会場から激近。スイムスタート地点から徒歩1-2分ぐらい。トランジットやエキスポからも徒歩5分ぐらいでした。

IRONMANの遠征となると前日・当日の準備に時間や手間がかかって大変なイメージですが、ここはストレス無く乗り切ることが出来ました。選手の家族が同伴する時もオススメです。

ムールーラバビーチ(スタート地点)沿いはホテルが複数ありますが、必ずこの近辺に宿泊することをオススメします。
ちなみに今回泊まったホテルはホテル内にプール・サウナ・ジム有り(全て無料)かつ部屋の中にもジャグジー風呂有ととても快適でした。


(ホテルから歩いて1-2分でこの景色。後ろの海がレース会場)

ETAS

オーストラリア遠征なのでETASは忘れず申請しておきましょう。前回のケアンズ遠征の時は危ないところでした。

これらの準備が整えばいざオーストラリアへ出発です。

3.移動日編

大会本番は9/8(日)ですが、余裕を持って会場入りすべく、9/5(木)の夜22時の便で羽田を出発。オーストラリアとの時差は1時間。
だいたいシドニーに朝8時頃に着、最終的にサンシャインコーストに着くのが9/6(金)12時半ぐらいです。

タクシーが来ねえ

レンタカー予約をしなかったので主な移動手段はタクシー。
当然空港からホテルへの移動手段もタクシーなんですが、タクシー乗り場に居てもタクシーが来ねえ。(プーケットもケアンズもタクシードライバー側から声をかけて来てたのでここでも当然そうなると思っていたが、甘かった・・・)

バイクが3台載るようなタクシーはデカいのはなかなか来ません。普通タクシーにはそもそもバイクを積めないので分かれていくことも出来ない。

結局、長旅のあとに1時間半待つことに・・・久々の海外だと英会話が億劫だったりすることもありますが、タクシー移動の場合はMAXIタクシーを呼びましょう。(旅の終盤には公衆電話で呼べるようになりました。進歩進歩)


(こいつがMAXIタクシー。これを呼ぶ必要有り。)

エキスポは充実

ホテルに着いたら荷物を置いてすぐに選手チェックイン。
IRONMAN villegeは近くにいくと盛り上がりを見せていました。
受付の列は人少なくね?という感じでスムーズに進みました。

EXPOは充実していたのでじっくり時間を使ってTシャツを始め色々なアイテムを爆買い。
18時を過ぎると暗くなるので晩飯を食ってバイクを組み立ててそのまま就寝、前日を迎えます。


(多数ブースが出展しており盛況でした。)

4.前日・当日朝編

準備は午前中に速攻完了

前日は朝からバイクの試走(10-15km)と試泳、軽く機材のメンテをしてバイクチェックインと計測チップの受け取り。以上。
レース説明会も特にありませんでした。(多分w)

前述したようにホテルからのアクセスが異常に良いのでここまで全部完了してまだ11時過ぎ。絶好の練習環境が眼前に広がっているも翌日がレースなので我慢・我慢。

家族旅行も兼ねていたので昼からはショッピングモールに出掛けました。レース応援に来てくれる人にも優しいのがこの大会の良いところです。
ショッピングモールから帰ってきたら晩飯を食って補給類の準備をして就寝。いよいよレースを迎えます。


(ホテルから歩いて5分でトランジット)


(物価の高いオーストラリアではスーパーでの水大量購入がおすすめ!20本で7$)

当日準備もゆっくり

当日の朝は4時に起床し朝食。スタートが6時にしてはゆっくりとした準備。4時50分にホテルを出て5時にトランジットイン。

IRONMANにしては珍しく(?) バイクの下に荷物を置いても可。昨日まであんまり人居なかったのに当日は1600人ぐらいが参戦。(後でリザルト見て分かったんですが参加者の9割がオーストラリア人。どこからか人が湧いてきた。)

準備後はホテルに戻ってトイレを済ませ、試泳をしていざレースです。

各コースはこちらのリンクを参照。


(朝のトランジットはこんな感じ)


(朝6時。日の出と共にスタート)

5.スイムパート

好タイムが期待出来るコンディション

スイムコースは浜辺から沖に泳ぎ、そこからはブイに従って反時計周りに進むオーソドックスなコース。水中は視界良好、レース当日は波も比較的穏やかだったので好タイムが期待出来るコンディションでした。

またスタートも3秒ごとに2人ずつローリングスタートする形式で比較的バトルも避けられる形式かなとも思いました。(実際、ブイの周り以外はほとんど周りが気にならなかった。)

筆者は予定通り100m2分ペース。前半は潮の流れが後押ししたこともあり少し速いペース。逆に後半は少し遅いペースとなりましたが予定通りの泳ぎをすることが出来ました。

Garminウォッチで500mごとにタイムを確認出来るようにしてるんですが、泳ぎながら確認が可能です (日本ではまずそんなこと無い)。
概ね予定通りで泳ぎあげてT1に突入。いつも通り補給をとってバイクパートに突入です。

Swim
タイム 38:22


(スイムのゴールはこんな感じです。)

6.バイクパート

向かい風を乗り切る脚を!

バイクコースは2周回コース。2周回とも最初と最後の坂を除いてはフラット基調。
レースの大半がMotorwayコースなので筆者も序盤から巡航40km/h越えも交えつつブッ飛ばしていました。

これは好記録が期待出来るぞと思って折り返したところ、向かい風に襲われます。
1周回めはなんとか30km/h巡航で粘りましたが、2周目のラスト20kmの向かい風区間では完全に足が売り切れ。。。

一時は20km/h巡航まで落ちる貧脚っぷりに練習不足を痛感しながら必死にゴールにたどり着きました。
T2を経てランパートに突入です。

(2019年九十九里トライアスロン後追記)
日高選手はサンシャインコースト後、中1週で九十九里トライアスロンに参戦。
バイクパートではサンシャインコースト同様に有料道路のフラットコースに向かい風が吹き荒れた模様で、それに日本人選手は大苦戦。
一方サンシャインコーストではオージーの男性は勿論のこと、女性も向かい風をパワーで乗り切っていました。
パワートレーニングの大事さを痛感することになりました。(でもキツイ練習は嫌いです。)

Bike
3:04:43(29.2km/h)


(初ミドル&海外レースの塚田選手。楽しそう!)

7.ランパート

海沿いの絶景コース

ランコースも2周回コース。2周回とも最初と最後に坂があるがあとはフラットでバイクコースと同じようなセッティングでした。
絶景の海の横を走ることが出来るのでテンションは激上がり!太ももは限界で悲鳴という感じでした。

筆者は1時間55分(5:30/km)を目標にラップを刻みますが、バイク同様やはり2周回めにペースダウン。
最後は気合でゴールしたものの目標タイムには届きませんでした。
結果自体は満足いかない感じでしたが、サンシャインコーストの気候が良すぎたのでその時は最高にハッピーでした。(帰国してから反省。。。)

Run
2:02:51(5:52/km)


(初ミドル塚田選手 感動のゴール!)

8.アフターレース

マッタリ過ごすのは至極

レースの日の午後は休息して打ち上げディナー。
翌日以降は、海で泳いだりランニングしたりショッピングに行ったり水族館に行ったりと帰国までマッタリの極みみたいな生活を送りました。

日本に居たらデスクワーク・スマホとかでデジタル中毒に陥りますが、オーストラリア滞在中はほとんどWi-Fiも繋がなかったのでデジタルデトックスも出来て日々のストレスも吹っ飛びました。


(こういう写真をみんなで撮りまくりましたw)

9.振り返り

是非ともおススメしたい大会

サンシャインコースト大会は、海がキレイ。ホテルから会場・トランジションエリアが近い。気候が良い。飯が美味い。スペシャルのリゾート地である。と文句の付け所のない大会ですが、日本人参加者は1600人中6人しか居なくて少し寂しい気持ちになりました。

このブログとかをきっかけに興味を持ってくれる人が増えてくれたら嬉しいです。
特に東京近郊の大会ばかり出ている人には出て欲しい。オープンウォーターの概念が変わります笑。本当におススメです。

また次がんばる!

個人的なところではなんとか6時間を切ることが出来たものの自己ベストは更新出来ずでした。冬場にフルマラソンの自己ベストを更新したりして強化出来ていたのに、4月・6月・7月あたりに練習を積めなかったことが各種目(特にバイクとラン)の後半に響きました。

トライアスロンは本当に「継続は力なり」「やった分の結果は出るけどやった分しか結果は出ない」というのを痛感する結果となりました。今シーズンはこれでラストですが、来年に向けて冬場も強化していきたいと思います。とにかく継続が大事!


(楽しすぎた!また出たい!)

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