Team Iron Willの主な活動、トライアスロン。
ですが、たまには別の活動してもいいじゃない。。
そしていつかは、憧れのエクステラも出てみたい。。
ということで、MTBの耐久レースに参戦してきました。
※エクステラ(XTERRA = スイム、マウンテンバイク、トレイルランの3種競技)
都心では貴重なMTBレース
会場は、こどもの国にほど近い神奈川県の「緑山スタジオシティ」。
SASUKEのロケ地としても有名です。
この日は満開の桜を拝むことが出来ました。
国内のMTBレースは、遠方のスキー場やパークを利用する場合が多々。
よって、MTBでレースできる貴重なチャンス!
久しぶりの開催とあり、関東のオフロード愛好家で賑わっておりました。
XC3時間耐久レース
今回のエントリー種目は3時間耐久ソロ。
1周約2kmのコースで、制限時間内の周回数を競います。
2~3名チームでの参加もOKですが、しっかり走りたかったので単騎で参戦。
近年のXCレースは、トップカテゴリーでも1時間半ほど。
3時間といえばおよそ2倍のタイム、かつハーフアイアンマンのバイクパートとほぼ同じくらい?と想定。
コース中には激坂、テクニカルなコーナー、根っこ、ガレガレの下りが散りばめられています。林間は日陰が多く、明るめのサングラスがオススメ。
この日は天気がよく、超ドライなパフパフの路面コンディション。
細かい砂粒が滑りやすいコースを演出。下手すると、登りでも滑ってコケます。
MTBレース=スキルとパワーの合わせ技
XCOのレースは、トライアスロンのバイクパートとはもう全くの別物。
激登りや下りでインターバルがかかり、淡々と同じ負荷で進む事はほぼ無いです。
XCレースでは上りを乗り越えるパワーはもちろんですが、オフロードならではのスキルが要求されます。
荷重と抜重
MTBに欠かせないのが、バイクの上で重心をコントロールするスキル。
路面の凹凸、坂の上り下りに合わせて、バイクの上で身体をダイナミックに動かしバランスさせなければいけません。
スタンディング(サドルから立ち、ペダルを水平にしたポジション)を多用しつつ、
- 路面からの衝撃をいなす!
- コーナーで暴れる車体を押さえつける!
- 激下りでは腰を引く!
こんな動きを素早く行いつつ、悪路を攻略していきます。
ライン取り
バイクコントロールとセットで考慮すべきスキルが、ライン取り。
同じ周回コースでも、路面が掘れたり石が転がったり、根っこが露出したりと、時々の変化に対応しなければなりません。
高い負荷の中でも、しっかりと路面を読んでラインにタイヤを乗せる!
ライバルのライン取りを観察したりもします。
コーナリング
ライン取りと大きく関係のある、コーナーでの処理。
オフロードでのコーナリングは、とにかく滑りやすくて怖いです。
コーナー進入速度、ライン取り、バイクの傾きをビシッと決めないと最初は上手く曲がれません。
逆にオフロードでキレイなコーナリングができれば、オンロードでも応用できる部分でもあります。
ブレーキング
コーナリング、下りで大事なスキルがブレーキング。
下りや転倒にビビって減速しすぎず、でも突っ込みすぎずのスピード感を指一本でコントロールします。
※下りで攻めすぎると、転倒やリム打ちパンクのリスクが増えます!オフロードレースで手押しは日常茶飯事。。
ギアチェンジ
MTBはロードバイクよりも、シフトレバーを触る回数がとても多いです。
MTBは激坂に対応するためギアレシオが広く、かつ路面の変化もダイナミックなため。
イコールその時その時のスピードに合わせて、正確なギアを瞬時に判断しないといけません。
「今使ってるギア比」→「次のセクションでのギア比」→「シフトレバーの操作回数」と、ギアのやりくりを考えなければなりません。
また、下り区間ではチェーンが暴れないようにアウターギアにしたり、ギアチェンジの瞬間にトルクを抜いたりと、チェーントラブルの回避にも気を使います。
※余談:最近ではシンプルで軽い、フロントギア1枚の「フロントシングル」が流行中。いずれトライアスロンにも波及するかも?
MTBレース=楽しい
気になるリザルトは。。一応半分よりは上位でフィニッシュ出来ました。
トータルでは、3時間で計22周回!
高い負荷だった事はもちろん、高い心拍でのバイクコントロール練習としてはまずまず。
コーナリングや登りのパワー不足など、課題は山盛り。
終わった後は、バイクも身体も砂だらけ。。笑
バイクを乗りこなす上での、大きな学びを得ることができました。
バイクコントロール、そしてフィジカルレベル向上のため、オフロードレース参加ぜひおススメします。
エクステラ挑戦に向けて、着々とレベルアップしたいですね!