【レースレポート】IRONMAN NEW ZEALAND ③事前準備編

こんにちは、戸田です。
最近はスマートトレーナーTacx Flux2を買ったのでZwiftの世界で練習してます。
バイクは3種目の中で最も頻度低めなので、苦手意識克服していこうと思ってます。

では連載第3回、出国前準備編です!

レースまで半年間の練習

IMNZは3月に開催されるため、日本が冬の間にバイク・ランのトレーニングが積めます。
特に11月〜2月くらいまではマラソンも多く、夏より効率よく練習できるはず。
トライアスロンの試合勘は養えませんが、初挑戦だったので練習量の方が大切だなと感じました。

また、自身の練習スタイルなのですが、練習頻度にムラがあります。
練習しない時はほとんどせず、する時は一気に量を重ねて質に移行する癖があります。
(コナに出たことある後輩に怒られました笑)

種目ごとにざっくり練習内容を紹介。

SWIM

一応、中高は水泳部。2ヶ月泳げばある程度までは泳力戻ります。

9月に記録会で50frを28秒くらいで泳いだけれど、10~12月は月間平均3200m。
ジムの月会費をだいぶ無駄遣いしました。

1月、そろそろ練習しないとまずいと思い、8回プールで泳ぐ。月間15km。
2月、集中力が切れて3週間サボる。2/20から5回泳いで月間11km。
2月最後の練習で100×10(-1’30サークル)を普通に回せたので、一安心。
3月、コロナの影響でプールが閉館して泳げず。

出国直前はレベルが近い大城さん、小安さん、服部(渚)さんと練習できて心強かったです。


東京辰巳国際水泳場にて

BIKE

3種目で最も練習しなかったと断言できるバイク。

9月、東京湾1周と、彩湖2回。
10月、Zwiftでちまちま50km、そしてZwift解約、ローラー台売却。
11月、鈴鹿エンデューロ4時間+ごちゃごちゃで240km。
12月、新しいクロスバイクを買って、納車時のみの10km。ロードバイクに乗ってない。
1月、さすがにロングライドしておこうと思い鹿島神宮往復220kmライドほか合計330km。
2月、榎本牧場引率、尾根幹引率、彩湖引率と引率ばかり。自分の練習は東京湾1周ライドのみ。合計380km。


鹿島神宮にて

鈴鹿、鹿島神宮、東京湾1周、この3回の強度高めのロングライドは、毎回チームメイトの早崎さんにお付き合いいただきました。
背中を借りっぱなしでしたけど、強くなれたので本当に感謝してます。

強い人と練習するのはチームでいて良かったなと強く感じるところです。


東京湾フェリーにて早崎さんの愛車と

RUN

距離よりスピードアップを重視しました。

10月の走行距離は僅か14kmというところから11月に本格的に練習再開。
2回ジョグして上尾ハーフ出走、4’15/kmのペーラン。
そこからは距離を意識して、月末に軽くスピード練習。
Nike Zoom Fly 3を履くことにしたので慣らしていく。月間100km。

12月は湘南国際マラソンに出走、練習2週間の割に4’39/kmをネガティブで完走。
スピード練習を増やしつつ、大晦日には50kmジョグ。
距離に対するメンタルのハードルを下げるのも大事です。月間170km。

1月は距離を踏みつつ、3週目にリレーマラソンで1.6km×7本の全力インターバル。
翌週の新宿ハーフで3’51/kmの自己新で完走。月間110km。


リレーマラソンきつすぎました

ここまでスピードが上がったので、2月はほぼ練習せず。
東京メトロの地下謎への挑戦状+1回の皇居ランのみ、合わせて月間40km。

3月、東京マラソンをテレビで見ていて、大迫選手の力走に心奪われ、フィニッシュ地点の東京駅までジョギング。15km。

ボディメンテナンス

チームメイトである日高アスリート接骨院の日高先生より、
出会いからIMNZまで3年弱を振り返るレポートをいただきました!

彼と初めて会ったのは2017年秋の東京体育館。スイム練にて初めてjoinしました。
日に焼けた肌に綺麗にカットの入ったスラリと引き締まったボディーラインが印象的なナイスガイ!!ファーストインプレッションはこんな感じ。

彼はブランクから戻ってきたトライアスリート!
トライアスロンという鉄火場に戻ることを決めた先の一つの終着点、それがIMNZ!!

彼は僕にとって最高のチームメイト(戦友)であり、特別な患者さんの1人になりました。
ご縁をいただいたIW代表小澤さんに患者!

僕の治療のストロングポイントは、アスリートと共に動き動作を観察し、
日々彼らの生活・トレーニング背景を意識して施術に活かすことです。

まず戸田選手に感じたことは肩関節可動域の左右差でした。
右の肩甲骨周辺のロム(可動域)に過度の引っ掛かりがあり、
高校水泳部時代=10年前の古傷が治癒せず癒着していました。
これはスイマーにとっては致命的であり早急に取り掛かる案件でした。
この最初の課題は完璧までには治癒には至らずとも、
競技に支障がきたさないレベルでの回復は出来たと認識してます。

ハードなトレーニングやレースを積めば、身体を酷使しダメージが溜まり怪我に発展します。
練習を共にする事で気付いたのは彼の瞬発力の高さ。
瞬間爆発の才能を目の当たりに感じることが出来ました。
これは諸刃の剣であり素晴らしい才能と同時に大きな筋損傷のリスクをはらみます(井上尚弥のパンチみたい)。

戸田選手の競技的特徴をまとめるとこんな感じ。
①瞬発力が高い(あまり自覚なさそう)
②ロングライド・ロングジョグが好き
③トレーニングを長期継続的に行うとメンタル的に空きがうまれ…怪我するかも(笑)

他にも色々ありますがNZまではこの3項目柱に施術を組み立てました!
リスクヘッジしながら最高のパフォーマンスを引き出せたら!

そうしてレース4ヶ月前にNZでベストパフォーマンスをすると確信しました!
え!?なんで?と思うかもしれませんが僕は確信しました。

10月の鈴鹿エンデューロ、1月の新宿ハーフetcほぼ構想通りの仕上がり。
ポイントは練習量!彼の場合は疲労を残したままのトレーニングがダメなんです。

身体のメンテをしていながら確信したことは「常に100%に近い状態でトレーニングをする事が、ベストパフォーマンスに繋がる」こと!

通常の選手であれば60〜70%の回復状況にてトレーニングを積むのですが、
彼の場合は「量ではなく質!」これに尽きます。
おそらく珍しいミトコンドリアがたくさんいる珍しいルーラーなのかなぁ(笑)

レース前の施術内容はシンプルに!
ストレッチ・オイルマッサージ・指圧・電療罨法をローテーションで施行。
選手本来のバランスを崩さないで調子が良くも悪くもならない様に注意!
あくまで普通がベストを心がけました。

そしてレース1ヶ月前にはぼぼ完全体に!
最後のピースはNZでハマると確信し送り出せました。

最高の友の記念すべきIMに関われて治療家冥利に尽きます。
無事の帰国含めアフターケアもしっかりとしました。
長い競技生活、これからも引き続きサポートします!


日高先生、本当にありがとうございました!

バイクメンテナンス

愛車のCANYON AEROADはIRON WILLの頼れるバイクメカニック・中谷師匠に、
出国1週間前にメンテナンスしていただきました!

まずタイヤを新品のCONTINENTAL GRAND PRIX 5000 25Cにして、チューブも交換。
完成車から付けっぱなしにしていたタイヤには少し傷が入っていたので、これで安心です。

そしてバイクの洗浄、注油、ディレーラーやディスクローターの調整、各種ボルト増し締めなどなど。
自分でもある程度メンテナンスする方ですが、専門家の作業を直近で見ていると、多くの発見があり勉強になります。

何かメカトラブルがあったとしても、中谷師匠のメンテナンスで問題が起きたら仕方ないと思えるほど全幅の信頼を寄せてます。本当にありがとうございました!

チームメイトにお借りしたもの

IRONMANに出るにあたって、普段の国内ショートのレースでは使わないものがたくさんありました。

ウェットスーツ

昨年見事に五島長崎トライアスロンのロングを完走した金澤さんからウェットスーツをお借りしました。
元々着ていたものは大学時代の先輩からのお下がりで、サイズが小さく窮屈。
買い替えを検討していたところ、背格好が似ている金澤さんが貸して下さるとのことで甘えました。
セパレートで、ボトムはお腹までカバーしているので冷えなさそうですし、前ファスナーなので着脱も楽そう。
→実際にタウポで泳いでみて、着心地最高でした!

トップチューブバッグ

バイクに取り付けるトップチューブバッグも普段は使わず持ち合わせていないアイテム。
チームメイトの日高先生がお持ちとのことで、ありがたくお借りしました。
当日は補給食(固形&ジェル)を12個も入れられて大活躍!

トレーナーでもある日高先生には出国前日の身体のメンテナンスもお願いしまして、
いつも不安を解消して後押ししてくださる存在です。
出国前日にも施術からの晩飯で勇気を与えてくださいました。

シーコン ケース

更に航空輪行アイテムとして、今回はシーコンをチームメイトから借りることに。
ただ、私のバイクはディスクブレーキ仕様のため、旧モデルだと梱包できないことが発覚。
そこで、新型製品をお持ちだった今回同行のうちけんさんにお借りし、うちけんさんには別のチームメイトのシーコンを利用する形に。
色々と事前準備の段階からお手数をお掛けすることも多かったですが、これで無事に出国の準備が整いました。

上記にあげたことはチームだからこそ協力し合えること。
今回は協力していただいてばかりですが、私も何かの折にできることは協力したいですし、今回のブログでチームに還元することも1つだと思っています!
本当にありがとうございました!

自分で用意したもの

  • Tacxサドルクランプ
  • 3本目のボトルをサドルの後ろにセットできるように1,600円くらいで買った。
    結局レース展開がスムーズに進み、使わずに終わった。ただの重りでした。

いよいよ次編では現地到着、前日準備までの様子を振り返ります!

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