【レースレポート】宮古島トライアスロンDNF記録

こんにちは!
web担当からガヤ担当になりつつあるウジノです。

去る2019年4月14日、日本でも有数の大会である宮古島トライアスロンにチームメイトの井上さんと参加してきました!

先に言っておきます。
2人とも、DNFでした。笑


(ごめんなさい)

なので完走記録ではなく、DNF記録です。
完走された素晴らしい方々のレポートはたくさんあると思うので、もしかすると貴重かも…?笑

宮古入り

今回は奥さんと娘(1歳)を連れて行きました。セントレア空港から直行便で約3時間弱で到着。
このアクセスの良さが人気の理由の一つですね。

宮古空港に到着すると、すでに島はトライアスロン一色。

宮古島を挙げてバックアップ体制を作ってくれているのがわかります。
否が応でもテンションが上がりますね!

前日まで

基本的には家族でのんびり過ごしておりました。
あいにく天気は悪くビーチで遊ぶことはかないませんでしたが、来間島にあるお気に入りのスムージーのお店や雑貨屋さんへ立ち寄ったり、公園で子どもと遊んだり。

2日前にはエントリー受付があったので、井上さんの到着を待たずして単独で行ってきました。
エントリー自体は至極簡単で、5分で終わります。
会場にはストアが何店舗か出店しており、最新バイクやアイテムがずらり。


P3X欲しい…

レース前日

前日は早朝から井上さんと海で試泳。
海はすごーく綺麗で、泳いでいて気持ちいい。
しかし井上さん速いな…全然ついていけませんでした…

人が多くなってきたので撤退。
僕らが帰るころに、西内プロが一言アドバイスを開催していたので、少しだけ拝聴。
こんなところも日本の大きな大会のいいところですね。

午後はバイクチェックインへ。
いつもお世話になっているBIKE&HIKEの竹内さんに最終メカニックをやってもらいました。


いつもサポートありがとうございます。

篠崎さんと談笑しながら少しまったりして、チェックインへ向かいます。

バイクのチェックインもエントリー受付と同様、少し並ぶもののすぐに終わります。
前日夜~当日朝は雨予報だったので、バイクにビニール袋をかぶせてる方が多かったですね…僕らは全く何もしませんでしたが。笑

レース当日

さて、やっとレースレポートです。
スタート前に何人か知り合いの方に声を掛けていただき、日本の大会っていいな~としみじみ。
何度か出場されてる方も多く、「スイムは1周目は超バトるから無理しない方がいいよ」「バイクは100kmまでは抑えていった方がいいよ」など、アドバイスをいただきました。

自分の今回の目標は10時間切り。
実力から逆算すると、十分に狙える目標だったように思います。

スタート前は大雨。天候不良により、スタートが15分伸びるほどでした。
午前7時15分、いよいよスタート!

スイム:3km

スイムに関しては練習量が圧倒的に足りないことはわかっていたため、目標は1時間。
100m/2分とゆっくりペースですが、バイク&ランに向けてとにかく足を使わず乗り切る予定でした。

当初聞いていた通り、全員一斉スタートなので、とにかく序盤はバトルがすごいです。
身体の上に乗られる&蹴られるなんて当たり前です。
スイムに対してはまだ苦手意識が拭えていないため、絶対にパニックにならないように意識します。

1周目はまったりスイム。ほぼ息が乱れないレベルで、周りの人に接触しないよう気をつかいながらアップ。
この時点で31分だったので、ちょっと1時間切りは厳しいかな~なんて思いながら2周目へ。

2周目はやっと自分のペースで泳ぐことができ始めます。
まぁそれでも遅いことに変わりはないんですが、、、笑
キックは一切打たずに、2周とも乗り切ることができました。
タイムは1時間3分なので、及第点といったところ。

バイク:157km

トランジットで少しゆっくりしすぎたのですが、バイクスタート!
(後から見たら8分掛かってました…やばい)

今回の目標は5時間切り。
後半の風&アップダウンも想定して、NP180w前後でいけばいいかな?という予測。

前半70kmぐらいまでは、ほんとに気持ちよくライドできます。
スイムで降っていた雨も上がり、ところどころ冠水してますが、天気も良くなってきました。
景色も良く、海沿いの道をひたすら行くルートなので、つい飛ばしたくなります。笑

「100kmまでは飛ばさない方がいいよ」と言われていたものの、70km地点でのNPは200w弱…
飛ばし過ぎかな?と思いつつも、身体は全然まだ動く感じだったので、そのまま気にせず継続。

このあたりからアップダウンと風が出始めます。
これか~と思いながらも、淡々と漕ぎ続けます。少しNPが落ちてきた…

100km過ぎたあたりから、違和感。頭が痛い…

大雨が降った直後のカンカン照り、想定以上の高温多湿環境に変化していました。
加えて今回はGIROのエアロヘルメットで参戦しており、風穴が少なく、全然熱が逃げません…

やばいな~と思い始め、エイドで水をもらって頭から掛けますが、穴がないので全然冷えない。笑
立ち止まって休むべきでしたね…

「あー熱中症なっちゃったな」と思いつつ、ペダルを回そうとするも、足に全然力が入らず。
目標の5時間を切れそうになくなったところで132km地点のエイドにピットイン、潔くリタイアしてレースは終了となりました。。。

今回の学び

リタイアしてしまったのは人生初だったのですが、そのぶん本当に学びが多いレースとなりました。

ボランティアの方々のありがたさ

まずは技量と全く関係ない部分から。

テントの中からしか見えない光景というのはあるもので、地元の中学生や保護者の方々が頑張ってドリンクを渡そうと走り回っている様子、フードを用意してくれている様子など、自分は大会ボランティアに回ったことがなかったので、とても新鮮な光景でした。
特に中学生の子たちがドリンクをうまく走りながら渡せたあと、戻ってくるときに嬉しそうな表情をしているのが印象的でした。

またテントから通り過ぎていく選手たちを眺めていましたが、「ありがとう!」「頑張ってね!」と一言叫んで走り去っていく人、立ち止まってフードを食べ歓談しレースそのものを楽しんでいる人、怒りながら走り去っていく人、色んな人がいます。
レースは決してラクなものではなく余裕がなくなりがちですが、感謝の気持ちは必ず忘れないようにしよう、と改めて思える体験でした。

スイムの向上が必須

元々泳げないところからスタートしており、スイムで毎回苦労している経験があるのもありますが、単純に苦手なことと向き合い切れていないところがありました。

なんとなく惰性で泳ぐのではなく、しっかりとコーチに習いつつ、正しい努力のやり方で、頻度・量ともに積んでいくことが大事だと痛感しました。

バイクの筋持久力アップと自制心

今まで1時間前後の高強度短時間練と、1時間~1時間30分の中強度練をZwiftベースで行ってきており、外乗りや2時間以上のローラー練は避けてきました。
ミドルまでは十分に対応可能だとは思うのですが、これだけだとロングへの対応は難しいのではないかと思い始めています。

中強度長時間練(場合によっては低強度)もうまく織り交ぜながら、ロングの180kmも楽しく乗り切れるぐらいの筋持久力アップを狙いたいところです。

また今回は目標のNP180wに対して途中までNP200wと、自分の実力からするとオーバーペースで突っ込み過ぎた印象があります。
元気だから、楽しいからと言って、つい踏み過ぎてしまうのは良くありません。笑
しっかりとペースを自制できる心を持つことが必要ですね。。。

今年はもうロングの予定はないのですが、ミドルには2本出ます!
そこで今回の反省を活かし、少しでも良い成績を収められるように頑張りたいと思います!

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