レポートを書かせて頂くのは初めてとなります、現在台湾(台北)に住んでおります、城野 翼と申します。
題名の通りで、Ironman70.3 台東に参加して参りました!ので、レポさせて頂きます。
要旨
- 熱し!(気温25℃前後、湿度80%越え)。
- 太陽強し!!(日焼け対策は万全に…写真①)
- トランジション長し!!!(T1+T2=12分30秒)
- 日本からのアクセス、観光地としての魅力、現地人の人柄、レース中の景色、大会運営側のホスピタリティ、事前準備の簡易さ、から高評価。また行きたい。
(写真①)
レース概要
Ⅰ.スイム 1.9km /45:42 /2:42per100m(自己記録更新ならず)
教訓—抜かすなら抜かれろ!!!—
♦ロールスタート。スイムは長方形の貯水池を1往復(写真②)。非常に分かり易いコース。水も綺麗で、透明度抜群。
♦水路狭し!人多し!!平泳ぎ多し!!!故にロールスタートで後ろからのスタートとなると、抜かすのに体力使います。相当。練習したはずなのに、タイムは不満足。臆せずロールスタートで早めのスタートをおすすめします。
♦なぜこんなに平泳ぎが多いのか。若しかしたら台湾では義務教育で平泳ぎしか習ってないからか?台湾人の友達に聞いてみました。「まあクロールは習うわな」とドヤ顔一蹴。疑ってすみません。
(写真②)
Ⅱ.バイク 90km /2:42:25 /32.45km per hr(自己記録更新!!)
教訓—戦う相手は隣の高そうなTT bikeではない、己である—
♦写真の通り(写真③)。海沿いのコースなので風が強いかと思いきや、そんなに強くない。なんなら海沿い気持ちいい。坂もありますが大した勾配ではないので、楽チン。暑さもあまり気になりませんでした。
♦自身のバイクはエアロバイクにDHバーを付けたやつ。なぜTT bikeじゃ無いかと言うと、お金…。故に、隣に高そうなTT bikeに乗った選手を見ると、負けたくないんです、勝ちたくなるんです。その結果、ペース乱れっぱなし。もっと賢く、ペース決めて戦略的に走るべきでした。
♦特に練習してきた部分ではあるので、タイムは伸びました。最後まっすぐな平坦路続きますが、そこでドラフティング取られてる選手沢山居ました。最後は気持ち、風を味方に。
(写真③)
Ⅲ.ラン21km /1:50:38 /5.15min per km(自己記録更新ならず)
教訓—そうここは沖縄より南—
♦写真の通り(写真④)。スイムのコースをぐるっとした後、所定のコースを3周。1周毎にリストバンドが貰えるので、3つのリストバンドをGetした後、ゴールへGO。
♦暑い。兎に角暑い。。太陽が頂点に近づく頃、木が茂る公園を3周し出します。木の周りは湿度が特に高く感じ、汗は止まりません。なのに足は止まろうとします。
♦故に給水所の使い方がポイントで、僕は熱中症防止でいつも首にタオルみたいなやつ巻きます。そこに氷入れるだけでだいぶ楽に、ジェルも爆食いしました。水もコップじゃなくボトルごと貰って、走りながらゆっくり水を飲み続けました。給水所の使い方が重要に。
(写真④)
まとめ(=個人の感想)
- 5時間切りを目指しましたが、遠く及ばず、タイム短縮の為に下記下線部のことに重点的に取り組みたいと思うに至りました。
- (個人的に)スイムが遅い!!名前が翼なので水は苦手です、なんて言ってもはじまりませんので、今後重点的に練習を、、、といっても闇雲に泳ぎまくれば良いのか?(→コーチの基で正しいフォームを学ぶ重要性、基礎あっての反復練習)
- バイク中、ランに向けて足を残しておいた訳ではありませんが、ランの前半、足は比較的軽く感じました!(→バイク後のラン練習の重要性)が、ランの後半、ウソのように足が重くなり、最後は何なら歩かないことを目標に。原因はなんなのか…(→暑さ対策の重要性)
- 総じて楽しい大会でした。その他細かいことは下記ご参照下さい!
台湾×IRONMAN
- 台湾は年2回IRONMANが開催され、10月のIRONMAN、3月のIRONMA HALF。両方とも参加しましたが、大会運営側の人々の人柄はとても良く、毎回満足度はどこの国よりも高いらしく、運営側もそれを売りにしてます。暑さが苦手でなければ是非。
台東とは
- 世界最大のオンライン宿泊予約サイトBooking.com の日本法人ブッキング・ドットコム・ジャパン株式会社が2018年に人気が出そうな世界の旅先10都市を発表し、うち台東が台湾で唯一ランクイン。
- 地元産のシーフードを味わえる「富岡港」や良質の温泉水で「知本温泉」、シュノーケリングやハイキングなどのアウトドア・アクティビティを満喫できる「緑島郷」、夜市「台東觀光夜市」は行く価値有り。
渡航時注意点
- 台湾国内の自転車輸送規制は独特な為、FBページ「Ironman Taiwan 日本事務局」に投稿されるバイクシッピングサービスに関する情報は要チェック。URL:Ironman Taiwan 日本事務局
- 国内の移動に際し、国内線若しくは高速鉄道等の交通サービスは圧倒的に供給不足。故に国内の移動含めた早めのチケット予約が好ましい。
レース前
- スイムからバイクへのトランジション(以下、T1)とバイクからランへのトランジション(以下、T2)は同じ場所、言い換えると、レース当日必要なものは全てバイクラックの横に設置されているスペースに置いておく事が出来る点が特徴。故にレース前準備に必要な時間は少なくて済む。レース前日の午後入りでも間に合うと思料。(弊方の知る限り、通常T1&T2は異なる場所、且つ距離が離れているケースが多い為、遅くとも前日の早朝に現地入りする必要有り)
ありがとうございます。大変役に立つ情報。2019年3月大会に初めて参加予定。全て旅の予定は整ったのですが、コースなどの情報を集めて、対策の段階です。77歳なので、完走を目指しています。暑さに弱いので対策をねります。特にスイムは、前の方に陣取る策を取ります。本当に感謝。